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フィレンツェ9時間「途中下車」モデルコース|ウフィツィ→ヴェッキオ橋→ドゥオーモ→薬局の体験談+2026年最新情報

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※この記事は2026年4月現在の情報を元に書いています。

2018年6月、親子3人でイタリアを5泊7日個人手配で旅しました。ヴェネツィア→フィレンツェ→ローマというルートです。

実はフィレンツェ、当初は完全にノーマークでした。「ヴェネツィアとローマだけでいい」くらいの気持ちで計画を立てていたんです。でも旅行記をいろいろ読んでいるうちに「これは寄らなきゃまずいな」という気持ちになり、フレッチャロッサの途中下車を決めました。

結論から言うと、9時間の途中下車で大正解でした。ウフィツィ美術館、ヴェッキオ橋、ドゥオーモ、サンタ・マリア・ノヴェッラ教会&薬局という動線で、主要スポットをしっかり回れました。

この記事ではその体験談をそのままモデルコースとして整理し、2026年の最新情報(特にウフィツィ美術館の大幅変更)もあわせて解説します。フィレンツェを半日〜1日で観光したい方に参考にしてもらえたら嬉しいです。


まず「途中下車」という選択肢について

フレッチャロッサはヴェネツィア(サンタルチア駅)からローマ(テルミニ駅)まで直通で乗ると約3時間半。でも途中のフィレンツェ(サンタ・マリア・ノヴェッラ駅)で下車して、別の便でローマへ向かう予約を別途入れておくことができます。

私たちはヴェネツィアを朝出発してフィレンツェに午前10時ごろ到着、その日の夜19時台のフレッチャロッサでローマへ移動という計画を組みました。フィレンツェの滞在は正味9時間ほどです。

「9時間じゃ短すぎる」と思う方もいるかもしれません。でもフィレンツェの主要観光地はサンタ・マリア・ノヴェッラ駅から徒歩圏内に集中しています。実際に回ってみると、9時間でも主要どころをしっかり楽しめました。

もちろん時間に余裕のある方は、一泊あるいは二泊してゆっくり観光する価値のある街です。


フィレンツェ9時間モデルコース(実体験ベース)

時間行動所要時間目安
10:00フィレンツェ・サンタ・マリア・ノヴェッラ駅着→荷物預け30〜40分(行列あり)
10:40駅から徒歩でドゥオーモ方向へ(途中ドゥオーモ外観を見る)徒歩10分+外観見学20〜30分
11:30ウフィツィ美術館へ徒歩移動・チケット引き換え・入場徒歩10分
12:00〜14:00ウフィツィ美術館鑑賞2時間
14:00ヴェッキオ橋へ(美術館出口すぐ)20〜30分
14:30ヴェッキオ橋→「子豚の噴水」→ドゥオーモ正面へ戻る徒歩+街歩き30分
15:00〜15:30ドゥオーモ正面広場でじっくり外観鑑賞20〜30分
15:30〜16:30サンタ・マリア・ノヴェッラ教会&薬局各30〜40分
16:30教会前広場で休憩(夕方は日陰で涼しくて最高)ゆっくり
17:00薬局横のレストランでディナー1時間
18:30駅に戻り荷物受け取り→ローマへ出発

【ポイント①】まず荷物を駅に預ける

フィレンツェ・サンタ・マリア・ノヴェッラ駅に着いたらまず手荷物預かり所(Deposito bagagli)へ。スーツケースを持ったまま観光はできません。

2018年当時は「ネットで調べた場所から移転していた」という体験をしました。改札を出て左→すぐ左に曲がって駅伝いに歩くと見つかりました。すでに長い列ができていて20分ほど並びました。

その後「SKIP THE LINE(スキップ・ザ・ライン)」というサービスに案内されて1人12ユーロ支払いました。あとで調べたら通常料金(最初の5時間6ユーロ+以降1時間1ユーロ=10時間で10ユーロ)より2ユーロ高かったのですが、列に並ばなくていいサービスだと気づいたのは帰ってから(笑)。最初からSKIP THE LINEを選べば20分並ばずに済んだのに…と少し後悔しました。

⚡ 2026年現在:料金が値上がり・場所は事前確認を

手荷物預かりサービスは現在も駅構内にあります。料金は当時より値上がりしているようです。また場所が移転していることもあるので、駅内で「Deposito bagagli」の案内を探してください。

なお「SKIP THE LINE」を使えば行列なしで預けられますが、割増料金がかかります。時間に余裕があれば通常の列でOK、急いでいるなら迷わずSKIP THE LINEを選びましょう。


【ポイント②】ドゥオーモは「外観だけ」でも大正解

駅から徒歩10分ほどで「フィレンツェ大聖堂(ドゥオーモ)」が見えてきます。最初に遠くから見えた瞬間、足が止まりました。

白・ピンク・緑の大理石が組み合わさった外壁のデザイン。これが今回のイタリア旅行で建物として一番感動した場所でした。ヴェネツィアのドゥカーレ宮殿もローマのコロッセオも素晴らしいですが、個人的にはここの外観が一番刺さりました。

正面・サイド・クーポラ(丸屋根)・ジョットの鐘楼と、角度を変えながらじっくり外観を堪能しました。「唖然」という言葉がぴったりで、しばらく動けませんでした。美しすぎる。

今回は時間の都合でクーポラやジョットの鐘楼には登りませんでした。でも「外観だけでも来た価値は十分あった」というのが正直な感想です。

⚡ 2026年現在:ドゥオーモは予約なしで内部入場可(無料)

ドゥオーモ(大聖堂)内部への入場は無料です。ただし、クーポラ・鐘楼・洗礼堂・地下には有料チケットが必要で、2026年現在は「OPAパス」という統合チケットが基本です。クーポラへの登頂は特に人気が高く、日時指定の事前予約(オンライン)が推奨されています。当日購入は行列必至で、場合によっては入れないことも。登りたい方は出発前にウェブで予約しておきましょう。


【メイン】ウフィツィ美術館|2018年→2026年で予約方法が大きく変わった

ドゥオーモからさらに徒歩10分弱でウフィツィ美術館に到着します。フィレンツェ観光のメインイベントです。

館内はルネサンス絵画の最高傑作が並ぶ夢のような空間です。特に印象に残ったのは次の作品たち。

  • ボッティチェリ「ヴィーナスの誕生」「春(プリマヴェーラ)」
  • ミケランジェロ「聖家族(トンド・ドーニ)
  • ラファエロ「ひわの聖母
  • フィリッポ・リッピ「聖母子と二天使
  • ピエロ・デッラ・フランチェスカ「ウルビーノ公夫妻の肖像

教科書で見たことのある絵が目の前に本物として現れる感覚は、美術館の楽しみの中でも別格のものがあります。2時間の鑑賞はあっという間でした。

📋 2018年当時の予約方法

当時は「b-ticket.com」という公式予約サイトから予約。1人24ユーロで12時の時間帯を予約していきました。入口で紙の予約確認書をチケット引き換え窓口(3番)に見せると、実際の入場チケットと交換してもらえる仕組みでした。

予約時間は12時でしたが、11時前に到着してもそのまま入れました。「イタリアだからいい加減なのか(笑)」と思いましたが、ローマのコロッセオでは時間の読み間違えで痛い目にあうことになります…そちらの話は別記事で。

⚡ 2026年現在:予約サイト・料金・ルールが大きく変わった

ウフィツィ美術館は2025年10月に予約システムが刷新され、いくつかの重要な変更があります。

項目2018年当時2026年現在
予約サイトb-ticket.com(英語)uffizi.it(英語)に移行(2025年10月〜)
料金(一般・事前予約)24ユーロ(手数料込み)29ユーロ(通常時間帯)/16時以降なら20ユーロ(2026年1月〜)
早朝割引なし8:15〜8:55入場なら19ユーロ(事前予約23ユーロ)
当日券窓口で購入可(行列あり)販売あり(25ユーロ)。ただし2〜3時間待ちになることも。売り切れる日も多い
チケット引き換え3番窓口で紙と引き換えスマホのQRコードを直接スキャン(紙の引き換え不要)
本人確認なしパスポート確認あり。名前の一致が必要
キャンセル不可不可(変わらず)
月曜日休館休館(変わらず)

特に重要な変更点は3つです。

  1. 予約サイトがb-ticketからuffizi.itに変わった。古い情報のままb-ticketにアクセスしても予約できないので注意。
  2. 入場時にパスポートの本人確認が必要になった。チケットに入力した名前とパスポートが一致しないと入れません。パスポートのローマ字表記で予約を。
  3. 当日券が実質「賭け」になった。2025年2月のローシーズンの朝一番でも既に行列ができており、ピークシーズンの日中は2〜3時間待ちは覚悟、当日の入場チケットは売り切れとなっていることも多いため、事前予約が必須です。

英語が不安な方向けの予約方法

公式サイト(uffizi.it)は英語のみです。英語が不安な方はGetYourGuide(日本語対応)からも予約可能です。GetYourGuideでのウフィツィ美術館のチケット価格(入場券)は約5,350円(2026年1月現在)で公式より若干高めですが、日本語で簡単に予約でき、24時間前までキャンセル無料のプランもあるのがメリットです。


【ポイント③】ヴェッキオ橋と「子豚の噴水」

ウフィツィ美術館の中庭を川(アルノ川)側から出ると、右手にすぐヴェッキオ橋が見えます。

橋の両側にびっしり並ぶ宝石店・金細工店が有名で、すごい人でにぎわっていました。橋の上から見るアルノ川の景色も絵になります。

ヴェッキオ橋からドゥオーモの方向に歩いていくと、途中で「子豚の噴水(ポルチェリーノ)」があります。

猪(実際は猪ですが「子豚」と呼ばれている)の鼻をなでると幸せになれるという言い伝えがあります。みんなが鼻をなでているのでツルツルに光っています。もちろんしっかりなでてきました(笑)。


【ポイント④】サンタ・マリア・ノヴェッラ教会|実は穴場の名建築

「時間があったら寄ろうかな」くらいの気持ちで予定に入れていたのですが、実際に行ってみて大いに気に入りました。今回のフィレンツェで「予想を上回った」スポット第1位です。

外観はドゥオーモと同じ白・緑・ピンクの大理石。その前に広がる広場には花がたくさん植えてあって、とても癒やされる空間です。内部もこの外観と統一感があって、白を基調とした清潔感のある雰囲気でした。中庭もあって素敵でした。

入場料は当時5〜6ユーロほどだった記憶です(うろ覚えで申し訳ありません)。2026年現在は7.5ユーロ(各種割引あり)です。ドゥオーモのクーポラに登るより穴場感があって、シニア世代には無理なく楽しめる観光スポットです。

夕方になると教会前の広場が建物の影になって涼しくなります。歩き疲れた足を休めるのに最高の場所でした。ここでしばらくのんびりしてから次に向かいました。


【ポイント⑤】サンタ・マリア・ノヴェッラ薬局|世界最古クラスの薬局

フィレンツェに行くなら絶対寄りたかった場所です。実は今回フィレンツェに途中下車しようと思ったきっかけのひとつがここ。

「世界最古の薬局のひとつ」といわれ、1221年に修道僧が薬草を使ったハーブ薬を作り始めたのが起源とされています。現在は石鹸・香水・化粧品・ハーブティーなどを販売する高級コスメショップです。

場所は教会の南側からぐるっと回った場所にあります。「教会のすぐ横」に見えますが、実際は公園を回り込む必要があります(たいした距離ではありません)。

店内はまるで宮殿の一室のような内装で、品物を買わなくても見ているだけで楽しい空間です。家族は石鹸を購入(当時1個約1,000円)。品質は本物なのでしょう。

⚡ 2026年現在の薬局情報

営業時間は月〜土曜9:00〜20:00、日曜10:30〜18:30(季節により変動あり)。石鹸は今も人気商品で、価格は当時より上がっているようです。日本語を話せるスタッフがいる場合もあります。


ディナーは薬局の隣のレストランで

薬局のすぐ隣に「Tiraballo(ティラバッロ)」というレストランがあります。野菜のピザとパイナップルのピザを注文しました。どちらも美味しかったです。

食後、教会前の広場のベンチで一休み。夕方の影になった広場は涼しくて気持ちよく、旅の疲れが少しほぐれました。こういうのんびりした時間が旅の醍醐味でもありますね。


フィレンツェ途中下車のコツまとめ

チェック項目ポイント
✅ ウフィツィ美術館を必ず事前予約公式サイト(uffizi.it)から日時指定で予約。29ユーロ(通常時間帯)。パスポートの英字表記で予約を
✅ 月曜は休館フィレンツェ途中下車を月曜日にしないよう旅程を組もう
✅ 荷物は駅の預かり所へ駅内「Deposito bagagli」を利用。SKIP THE LINEを活用すれば列に並ばずに済む
✅ ドゥオーモのクーポラに登りたいなら事前予約をOPAパスをオンラインで事前購入。当日は行列・売り切れの可能性あり
✅ 教会・薬局は午後に午前中はウフィツィに集中。教会・薬局は午後まわりでちょうどいい
✅ 教会前広場は夕方の休憩スポットに夕方は日陰になって涼しい。疲れた足を休める最高の場所
✅ 帰りの列車はぎりぎりまでホームが表示されない余裕を持って30分前には駅構内へ。掲示板の前で待機を

おわりに

「ノーマークだったフィレンツェ」が、結果的に今回のイタリア旅行でいちばん感動した建物(ドゥオーモ)と、いちばん気に入った美術館(ウフィツィ)のある街になりました。

9時間という限られた時間でしたが、主要スポットはしっかり回れました。フィレンツェはコンパクトな街なので、途中下車でも十分楽しめます。むしろ「もっといたい」という気持ちを残したまま去る方が、また来たくなって旅の続きが楽しみになるというものです。

ウフィツィ美術館は2026年現在、予約方法・料金・本人確認ルールが大きく変わっています。古い情報のままでは予約できなかったり、入場できなかったりするリスクがあります。必ず最新情報(uffizi.it)を確認してから予約してください。

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元の旅行記はこちら。荷物の預け方・フレッチャロッサの体験・フィレンツェ全行程が書いてあります。
👉 個人手配による5泊7日のイタリア旅行 3日目(フィレンツェ途中下車)

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